■5.4.fri.2007
空想硝子小説 第6話
「時計仕掛けの硝子その2」

時間をゆっくり巻き戻す…。
 「そしたら、空川君とカルロス、あとは好きにやっていいからなぁ。火の元だけは気いつけてや。ワシはもうあがるから…」というと塩田源太はイソイソと工場を後にした。空を見上げるとドンヨリとした雲がシトシト泣き出していた。「チッ」と唇を軽く鳴らすと塩田は両手をポケットに突っ込み肩をつぼめながら天王寺の方へ歩いていった。寺田町辺りまで来て赤信号を待ちながら、今日は早苗の店に行かず、シンガポールエステにでも行くかと思っていた時突然、塩田は肩を叩かれポケットのコブシを握りしめた。「どうしたの、塩田社長〜、エライ形相をしてぇ〜。ほんまビックリするわぁ。」「なんや地主の川谷さんか…」。
 川谷は身長が二メーターはあろうかと思うほどの大男だ。横にもデカイ。そのくせ喋り方がオカマ調という一風変わった人物だ。いつも豆粒みたいな小型原動付自転車に乗って生野界隈の地代の集金に走り回っている。表の顔はここら一帯の地主だが、裏では地上げ専門のヤクザだ。「雨も降っていることですしぃ〜、そこの喫茶店で休憩しましょ♪」オネエ言葉だが川谷の目はヤクザのそれそのものだ。「コイツは苦手だ」と心の中で塩田が呟くのより早く川谷は塩田の腕をもの凄い力で引っ張ると喫茶ジュンの方向へ歩いていった。
 喫茶ジュンは雨宿りのサラリーマンが二人、あと若いペンキ工が鳥山明のマンガを血走った目で読んでいるだけで静かだった。店内はワーグナーの「ワルキューレー」が申し訳無さそうに鳴っている。「さて、話しは解っていると思うけど塩田ちゃ〜ん。あなたの硝子工場のことよ」「待ってくれ川谷さん、たしかに最近地代が遅れ気味だが大口のお得意も見つかって社員も一人増やした。調子がいいんやぁ。来月には貯まった地代を払うからもう少しまってくれ」塩田がどんなに哀願しても川谷は苺パフェを黙々と食べ続けるだけで表情を変えなかった。「ダメよ塩田ちゃん。今月中に貯まった地代を払うのよ。じゃないと組の人間を工場に送り込んで滅茶苦茶にするわよ」「そんなアホな…。チキショウ! 最低なヤツに捕まったぜ…」「あの信号機が青だったなら俺は今頃…。」薄気味悪い歯車がギギギィーと動き出し、全ての歯車が狂い出そうとしているのを塩田は深い所で感じていた。寺田町の信号機はなぜか赤のままだった。    (第6話「時計仕掛けの硝子その2」より)


「あの信号機が青だったなら俺は今頃…。」

■5.02.wed.2007

昨日来ていただいた皆様、色々と
お手伝いしていただいた皆様、
アリガトウございました。
今日は、グータラに四階で仕事しながら
佐藤さんとアホ話しでもしようと、なんとな〜く
鼻をほじりながらだらしない格好で一階に下りると
お客さんがいて一瞬固まりました。
これからはオープン前の気持ちではイカンなぁ〜と
つくづく思いました。

■4.30.mon.2007

「明日に架ける橋」
とうとうGGGが明日から始まります。
実に、構想十年近くかかりました。
本当にネチッコイ性格です。
当初はなんとか一人でしょうと思っていたのですが
今、考えると無理です。ありえません。
佐藤さんのノウハウと人脈にビックリしました。

明日は、是非遊びに来て下さい。
硝子も熔けているので
「GGGのガラスはどんなもんやネン!」と
思っている人は是非巻きに来て下さい。
それでは明日、楽しみにまっています。

(これで明日、グラフィックの仕事に
追われていたらどうしよう…)


■4.28.thu.2007

今日は佐藤さんと色々買い物に行きました。
いつもはネジやらペンキやらゴミ袋など自分が
欲しくないものを買っていて買っていてもちっとも
つまらなかったのですが今日は純粋に自分が欲しいモノを
無い予算の中、あ〜でもない、こ〜でもないと吟味したり、
店のオッサンに値切ったりたりして楽しかったです。
佐藤さんは「そんなモノ贅沢品や」といっていましたが…
払ったお金と似合うモノが余りない世の中、
それを見つけたとき、人は消費のオニになるのかも
しれません。(←なんかよう解らんしめかたでスミマセン)


ホントはマッキントッシュや山水で決めたいとこだが
(佐藤さんはバング&オルフセン派)それでもうれしい
GGG一階のオーディオ達。


■4.26.thu.2007

GGG立ち上げまで残り四日になりました。
僕は仕事でもなんでも追い込まれるとなにも
かも捨てて
逃げたくなる人間です。
実際、不安が八、期待が二ぐらいの心境です。
でも僕も、もう大人なのでここを超えたときの楽しさや、
充実感は知っています。早く走り出せGGG!



■4.24.tue.2007

雨がシトシトと降る中、とうとう溶解炉に火が入りました。
色んな方の助けもあり
感傷深いものでした。
ネコつぼも機嫌良く座っていました。
今日は、ネコつぼはお尻をフルと後にさがり、首をフルと前に進むと
いうことを教わりました。とてもオモシロイ話しでした。


↑p.m.11時57分頃の溶解炉の温度です。
千三百度までの道のりは続く…。

■4.22.sun.2007
空想硝子小説 第5話
「時計仕掛けの硝子その1」
「ただいま」、空川小夜子が玄関の引き戸を開けると森井早苗と塩田源太が振り返った。「あら小夜子、今日は早いのね…。いつもは店が終わらないと帰ってこないのに…ホント勝手な子だよ」「小夜ちゃん今日の晩ご飯は天王寺動物園のスズメの残酷焼きやぁ。旨いぞ」と言って塩田は串刺しのスズメを小夜子に見せた。かなり酒臭い。小夜子は「酒が入るとホント、ムカツクわぁコイツ」と思いながら「母さん、今日は知り合いと一緒なの上の座敷使ってもいいでしょう。」と言うと「シャチョウさんコンバンハ」と傘をたたみながらカルロスが小夜子の背後から出てきた。その瞬間、早苗の眉間にシワが寄り「あんたまた懲りず男を連れ込んで…前の男でエライ目に合っているやろ。母さんもうお金、出さへんで」と言い放った。「まぁ、まぁ女将、この男は違うわ。コイツは先月からウチで働いてるカルロス・ジャッキーいうベネズエラ人や。小夜子君の後輩や。先輩が後輩を飲みに連れていく、エエコトやないか」べろべろに酔った塩田を魚の様な目で見下ろしながら小夜子は言った。「カルロス早く二階に上がって、私はあとでビールと食べ物を持っていくから」…。
 小夜子とカルロスは「スナック森井」の二階にいた。バランバランとトタンを打ち付ける雨がうるさい。二人の前にはビールとスズメの姿焼きの突き出しが二本ずつ置いてある。「しかし、サヨコさんのオカアサンがシャチョウの行きつけのオカミサンとはオドロキマシタ」スズメの頭蓋骨をバリバリ砕きながらカルロスは喋りだした。「サヨコさんいいですか、オカアサン怒ってましたよ」「いいのよ、あの人はいつもあんな感じなの。それよりここならゆっくり喋れるわ。さっき、社長も帰ったみたいだし。お母さんもお店を閉めてお風呂屋に行ったわ。さぁ、あなたの秘密を教えてちょうだいカルロス。」小夜子はゴシップ好きのオバハンみたいに体をのりだしたがあまりにも自分が醜かったのでのりだした体を戻し、カルロスにビールを注いだ。「サルー」とカルロスは小さく呟き、小夜子の注いだビールをちびりと一口飲んだ。そして小夜子に目線を合わせずポツリ、ポツリと河合奈保子の(西城秀樹の妹コンテストグランプリ)ポスターを眺めながらバリトン歌手の詩のように喋りだした。遠くで天王寺駅の最終列車の汽笛が聞こえる。  (第5話「時計仕掛けの硝子その1」より)


「天王寺動物園のスズメの残酷焼きやぁ。」

■4.18.wed.2007

この前、公園に行ったとき砂場で女の子が泣いていました。
周りを見渡しても誰もいないので、
僕は「おチビちゃん、きみはないている顔より
わらった顔のほうがかわいいよ」
と「丘の上の王子」よろしく言いたかったのですが、
そんな言葉は発した瞬間、
ブタバコに二、三日ぶち込まれるのがオチなので普通に
「どうしたん?」と聞きました。(これでも十分怪しいか?)
すると現代の子供は良くできているもので。メンチを
切りながらこちらを威嚇し、(このへんは野良猫とよく似ている)
ジリッジッリと後に後退しながら、三メーター位距離をとって離れると
イチモクサンにヤンママがたむろしているベンチに逃げて行きました。
ヤンママのベンチはなにやら騒然となり、挙げ句の果てによく見るとその子に
指を指されている始末。そして茶髪のヤンママが
一人こちらに向かって来るではないか。
いったい、田中はどうなってしまうのか!
(この後はメンドクサイからもう書かない)
ちなみに僕はもちろんテリィ派


(キャンディ・キャンディ第9巻より)

■4.16.mon.2007

二階のペンキ塗りが完了しました。
気管支炎にかかってからコッチどうも体調が悪い。
只でさえ後向きの性格なのに最近はさらに後斜め向きの
性格です。このままグルッと回って前向きの性格にしたいです。

■4.14.sat.2007

また一週間が終わってしまった。
信じられない…。
今日は佐藤さんは一階、僕は二階のペンキ塗りの
続きをしました。ペンキ塗りは一人でヤルモノではないと思います。
たがやしても、
耕しても、いっこうに終わりません。
挙げ句の果て、昼に喫茶店で延々、「ドラゴンボール」を読み、
「この時期の鳥山明は最低やなぁ〜」と心の中でウンチクを
垂れる始末。
明日もペンキ塗りです。いつになったら
汚れ仕事が終わるのでしょうか。



↑これはフルーツのドラゴンボール。

■4.12.the.2007

以前、屋上防水をしたけれど、
失敗に終わりました。どうも中に空洞?が
あるみたいでそこに水が溜まっている。
そこをペンキで閉じると気温が上がった時に、
中の水が気化し、ペンキを押し上げて塗ったとこが
腫瘍のようにぼこぼこ膨れ上がり穴が開くみたい。
そこで考えた挙げ句、ストローを差し込んで気化した
水蒸気の逃げ道を作ってみました。
机上の上では理屈は通っている筈なのですが、
余り自信ナシ。

■4.10.tue.2007

また、仕事が立て込んできた。
今日は二階の床をワックスがけしようと思っていたが…、
できねぇ。しかしあと二十日かぁ〜。早く着陸して
一息入れたい反面、まだまだじっくり工房制作したい
気もする。こんなことなら去年の今頃からちゃっちゃと
やっとけばよかったと後ばかり振り返る僕でした。

■4.09.mon.2007

昨日、ペンキ塗りした人たちと
ハイハイタウンのしゃぶしゃぶ屋に行きました。
一年ぐらい「しゃぶしゃぶ食いたいねん、行きたいねん」と
誰彼なくギャーギャーわめきチラした成果です。
しかし、勇足でタクシーに乗り込むも、運転手がボソボソ喋りだした
あたりから嫌な予感がしだした。
「今日、自転車で走っているオバハンが車とぶつかって
ドタマかち割れてるのを見ましてん」と運転手。
その時、全員が思ったことを僕なり解釈すると多分こんな感じ。

僕「うるさいのぉ〜さっさとシャブシャブいけやぁ」
佐藤氏「ちょっと、興味がありそうでしたが無視」
女性is「加齢臭くさいんや!ボケ窓あけろ」
女性k「これが大阪のタクシーか。おそろしや〜」
女性it「オッサン喋るな!臭い」
…。
だれも返答しないので佐藤氏がやっつけ気味にオッサンと
会話していた様な気がします。
しかし、長い…。ハイハイタウンまで三キロほどの道のりがこれほど長いとは。
あいりん地区でワゴン車に拾われ現場に向かう日雇いのような気持ちになってきて、
加齢臭でボーとしてきたころオッサンの言葉が不意に耳に入る。
「チヌ竿、チヌ竿のようにしなるんや!」
チヌ竿ってなに…。どうなったら、たかが三キロの道のりでチヌ竿の
話しになるの…。「オッサンここで降ろせや」と叫ぶも
チヌ竿のしなり具合には勝てずしばし下車拒否。密閉された車内には
加齢臭満載。キモチが悪くなりながらハイハイタウンのしゃぶしゃぶ屋に到着。
「さぁ、シャブシャブするぞ」とキモチを高めるも
なぜかエノキや白菜がてんこ盛りで出てきて、その野菜を鍋に入れて肉を入れると
「水炊きなんけー!」
もしゃ、もしゃしながらみんなで水炊きシャブシャブを食べました。


「チヌ竿はしなるんやぁ〜」

■4.06.fri.2007

実は、ここ一週間ほどずっと具合が悪い。
気管支炎にかかってから熱は引いたのだが
咳が止まらず、寝れない。朝起きると咳のしすぎで
血痰がでる始末。福永武彦「草の花?」や五木寛之、
(←今の五木寛之は全くだめ。なんか説教臭くて軟弱)
智恵子抄(←これは少し違うか)が好きな病める文学青年を
憧れる僕にとっては願ってもない状態なのだが…。

やっぱり健康が一番。こんな状態が続いたら食っていけないッス。

■4.04.wed.2007

空想硝子小説 第4話
「恋のブローフット」

尿瓶五百個の納品も無事すみ、生野硝子製作所はいつもと変わらぬゆったりとした時間が流れだしていた。今日は社長塩田の計らいで自由制作をしてもいいことになっている。「そしたら、空川君とカルロス、あとは好きにやっていいからなぁ。火の元だけは気いつけてや。ワシはもうあがるから…」塩田はそういうとまたいつものようにイソイソと出かけていった。「また森井のママの所に行くんだワァ」「あんな料理のまずい店によく通うものね」と小夜子がカルロスに言うと、「オトコはリョウリのヨシアシだけではミセにはカヨイマセ〜ン」と竿についた硝子を払いながらカルロスがボソッと呟いた。「まぁ!」小夜子はカルロスの意外な返事に少しドギマギしながらも「私だってそんなことぐらい経験済みよ、なによ自分だけ大人ぶって。」と思わず大きな声をだしてしまった。ゴーと溶解炉の音だけが鳴り響いている…。カルロスは「フッ」と軽く笑うとヒラリ、ベンチを飛び越えて「ソンナコトヨリ、サヨコサ〜ン。コノマエ、オシエテホシイとイッテイタ、ブローフットをオシエテアゲマショウ」と近づいてきた。
 午後からシトシトと雨が降り出した。しかし工場内は相変わらずゴーと溶解炉が低く唸っているだけで深海のような静けさだ。小夜子はひどく緊張したおもむきでブローフットを作り出していた。カルロスジャッキーの静かな眼差しがそうさせていたのだ。洋バシでブローフットを広げようとした時、「ストップ」とカルロスが叫んだ。「サヨコさんあなたはホントウの恋愛をしたことがアリマスカ?」
 小夜子はカルロスが何を言っているのか解らなかった。「なにを言っているのカルロス、今はそんなこと関係ないじゃない」小夜子はカルロスになにか見透かされているかのようでイライラしてきた。「薬を飲むから、あたしのカバンを取ってちょうだいカルロス!それとも替わりにこれがほしい!」小夜子は力任せに横にあったプロパンガスボンベをカルロス目がけて投げつけた。「ノ〜ノ〜ノー! クスリはいけませ〜ん」「サヨコさん、ブローフットはコイをしている時のようなヤサシサがないと広がりません。優しいキモチでガラスにふれるので〜す」と言ってカルロスは溶解炉に刺さってしまった小夜子の投げつけたプロパンガスボンベ20kgを元の位置に置いた。穴の開いた溶解炉から赤い龍のような火柱が立ち上っている。雨はさっきより強く、ザーと音が工場内にも聞こえていた。
「コウスルノでーす」カルロスのエロチックなまでの竿さばきに小夜子は生唾を飲み込んだが、はっと我に返ると「なによカーロス、私の気持ちを知っておきながらなぜそんなことを平然と言うの!」「カーロスのアホ、ぼけ、カス死ね!うわ〜ん」小夜子は感情を一気に爆発させると泣いてしまった。「すまない、あなたのキモチにコタエルコトはできないサヨコ…」「ワタシホントウハここにイテハいけないヒトね」「ワタシ故郷に戦士のプライドと友をミステテきた」「ワタシあのときコワカッタ!」頭を抱えながら「スマナイ、スマナイ」と繰り返すカルロスに「教えてちょうだいカルロス、戦士って何?あなたは一体何者でなにをそんなに怯えているの」薄れゆく意識の中、小夜子はカルロスの二の腕を抱きながら今晩の「スナック森井」の突き出しはなにかしらと考えていた。  (第4話「恋のブローフット」より)

■4.02.mon.2007

とうとう四月に入りました。
GGG始動まであと三十日です。
もう間に合わへん。うぇ〜んと泣き真似しても
仕方がありません。五月一日まで一生懸命やるだけです。

しかし、今日は黄砂と花粉が凄かった。
肉眼ではっきりと確認できるぐらい飛んでました。
中国の嫌がらせもここまでくるとムカツク。
日本の外交官もこれをカードに使えばいいのに。
でも、偉い人は車の中にいるからこんなこと気づかないかぁ。
僕は単車で移動するので顔も単車もグシャグシャでした。
キャブレター内に黄砂が入ってなければ良いが…。

■3.31.sat.2007

最近、単車をちっとも手入れしていない。
加勢 大周の映画「シャイなあんちくしょう」を
みては「趣味は四百の単気筒」「苦手なもの女…」と
呪文の様にブツブツ繰り返し唱えていた毎日が懐かしい。
最近はメンテナンスも出来ず、チラっと横目で見ては
「スマナイ。GB」とつぶやくのみ。
こんな僕を許して下さい。



↑このころは「単車を磨くということは男を磨くこと」と
信じてたのでいつもピカピカのGB250

■3.28.wed.2007

今日はグラフィック?
(名前負けしていますけど)の仕事は
ありませんでした。とてもスッキリしてました。
(でもいやな電話が二件ほどあったが。)
久しぶりに、硝子関係のお客さんがあったり
(もちろん僕宛ではないです。)工房の作業したりして
たのしかったです。そういうわけで、とっとと
こんなクソmacの前から離れたいので
これにてお終い。

■3.26.mon.2007

禁煙九十六時間達成。
ソロソロ散髪しなきゃダメだ。
また、キモイと言われる。


■3.22.thu.2007

空想硝子小説 第3話
「無題」
ここしばらく、生野硝子製作所は忙しかった。天王寺にある赤十字病院から尿瓶五百個の注文が舞い込んだのだ。
 空川小夜子は社長の塩田とカルロス・ジャッキーのアシスタントに忙殺していた。しかし、清々しい疲労であった。薬も最近はカバンの奥に入ったままだ。塩田は忙しいせいか酒を余り飲まなくなっていたので小夜子の神経に触る様なことを言わなくなっていた。そしてなによりも小夜子の気持ちを軽やかにしているのはカルロスの存在だった。
 吹き硝子制作の場合、普通新しく入ったきた、新人がアシスタントに付き、先輩の動きや技法を学ぶのだがカルロスのそれはあまりにも超越したものであったので、小夜子は自らアシスタントを志願したのだった。塩田の話によると、カルロスは母国ベネズエラバンダム級吹き硝子チャンピオンだったという…。その軽やかで閃光のような竿使い、蜂のように刺すブローは見るモノを驚愕させた。塩田の「硝子を力でねじ伏せる」とはまたちがったものだ。
 昼休みを告げるサイレンが鳴った。小夜子は「一寸、西区の方に買い物に出かけてきます。」と塩田に告げ工場を出た。今日はどうしても堀江の画材屋でスクリーントーンの126番と160番を買っておかなくてはならないのだ。玉造駅で地下鉄に乗り換え、小夜子が堀江の駅を降りると景色が一変していた。ここが同じ大阪なのかと小夜子はいつも思う。いつも低気圧が頭のすれすれまで来ているような曇った天気の生野区に対し、西区はカラッと爽やかな天気だ。町の彩色もちがった。全てのモノに墨汁の雨をかけたようなグレーな生野区に比べると西区はパステル調のきれいな色が町のあちこちに散りばめられていた。少し前、小夜子は「こんな町でも硝子に透かしてみればキレイに見えるかしら」と思い生野の空を硝子越しに覗いてみた。しかし幾度も変わらなかったので小夜子はガッカリしたのを思い出した。
 タチバナ通りの家具屋を横目に小夜子は「いつか私もこの町でオシャレガラスを作りたいわ」「オシャレコップにオシャレ照明…」小夜子はふと、今自分が作っている尿瓶五百個を思い出し悲しくなった。こんな時、いつもならカバンの奥から薬をとりだすのだが今日は違う。「カルロスならオシャレな尿瓶だって創れるはずだわ」そう自分に言い聞かせると小夜子は歩幅を少し広げて歩きだした。 (第3話「無題」より)


「こんな町でも硝子に透かしてみればキレイに見えるかしら」

■3.21.wed.2007

業者に頼む金など無いので
今日はとうとう屋上防水を一人で決行しました。
掃除→シリコーン補強→下地剤塗装
→防水塗料の三行程です。
はっきりいって自信あります。
雨の入る隙間などこれっぽっちもありません。
まさにゴムの渦潮です。

「クックク…。雨がこんなに待ち遠しいのは
ヘソの緒が切れて依頼初めてだぜ。」



しかも今日は夜に少し仕事しただけ。まだ十時三十分
「クックク…。今日は間違いなく
NEWS JAPAN(滝川クリ○テル)を観れるぜ。」
というラッキースターの一日でした。

■3.19.mon.2007

昨日の飲み会…
喋りすぎました。
スミマセンでした。
あまり慣れてないので
不愉快な思いをされてしまった方には
本当に申し訳ありませんでした。
もっと回りの空気が読める大人になります。
少しへこみ気味のタナカでした。

■3.17.sat.2007

ダメだ。仕事がこぼれる…。
明日は飲み会なのに、チキショウ。
ところでおまえらいい加減、働けよ↓
靴屋の小人でも働いてるッちゅうのに
「早く、早く、朝になっちゃう!
待って、待って、もう終わるの!
夜の間に小人達は靴を作っていたのです」

(こびとのくつやより)
う〜ん良い話しやなぁ〜

聞いてる?おまえら?↓

■3.15.thu.2007

Z旗を下ろしたのにまだ終わらない…。
二時を回ってしまった。
僕はイライラするとお菓子を一杯食べるので
今日もこの有様です。↓



この二週間で凄く体重が増えた気がする。
しかも万年便秘症です。
あ〜自分が気持ち悪い。アタマもげそう。

■3.14.wed.2007

連合艦隊解散の辞

とうとうZ旗を下ろす時がきました。
ついに本丸を落としました。
久しぶりの充実感です。
いろんな意味で壮絶な2週間でした。
こんなに長くZ旗上げっぱなしの戦い
(仕事)は初めてでした。
(でも実は一日だけ早く寝た日があるが…)
しかし、この2週間普段あわないような
人と会ったり、普段やらないことをしてみたりと
色々勉強になったなぁ〜と思います。
今度の日曜日は絶対に休みを死守します。
最後に「連合艦隊解散の辞」の言葉で
締めくくります。
「勝って兜の緒を締めよ、と。」
ありがとうございました。

■3.13.tue.2007

夜遅くに、小学校の時からの友達が
来てくれました。少し和んだ。
あ〜、猫かスズメになりたい。

■3.12.mon.2007

今日は気持ちが折れ気味です。
こんな時は、
キース・ジャレット/怒りのケルン・コンサートを
よく聞く。乗ってくると僕もキース・ジャレットに
負けじとエアーギターならぬエアーピアノで
足をバンバンいわしながら戦います。
(こうなると仕事が出来ないが…)
しかし今日は全然ダメでした。
乗るどころか悲しみのケルン・コンサートでした。

■3.11.sun.2007
今日は久しぶりに昼の戎橋周辺に行って来ました。
あまりの観光客の多さに疲れました。
あまりの変わり様にビックリしました。
何かツタヤとかあるし…、橋の下に降りれるし…。
カニだけは相変わらずニョキニョキ手足を動かして
頑張ってました。
(その横のコーヒー青山もまだあった。)



■3.10.sat.2007
シケシケ…
雨漏りです。シケシケです。
今日はたいして雨量も無いのに
GGG4階はボトボトです。


更に、斜め下には…


仕事で使っているコンピュータのたこ足が…。
漏電してデータ飛んだら夜逃げです。
(僕はルーズなので基本的バックアップはしない。)
しかし、気を揉んだところでお金がないので
雨漏りの修理は出来ないし、あまりやる気もない。

しかし、「雨漏り」というのは本当に悲しく
人の心を打つ。凄く惨めで貧乏臭い。雨をうけている
コップの「ぴちょ、ぴちょ〜ん」という音を聞いていると
気が狂いそうになり次第に、
全てのやる気をもぎ取られていく…
段々、僕も「雨漏り」の気分に酔ってきて
くわえ煙草で「昭和枯れススキ」や
「黒の舟歌」など口ずさんでみる。
「おと〜こ〜と、おん〜な〜のあい〜だには
深くてなが〜い河がある〜♪」

もう、仕事に戻ります。

■3.08.thu.2007

とうとう確定申告諦めました。金で解決付けます。
しかし、財布の中身を他人に観られるというのは
どうも気が引ける。
でも、今後のこともあるしあの地獄のような税務署に
行かなくていいというだけで気持ちが楽になる。
こんなことで悩む自分を
「最近、大人になったなぁ〜」と思う今日この頃でした。

■3.06.tue.2007

空想硝子小説 第2話
「スナック森井」
「スナック森井」は阿倍野区アポロビル裏手の六軒長屋の一番端にある倒れそうな店だ。女将の森早苗が一人で切り盛りをしている。二階に上がると十坪ほどの早苗の寝室兼宴会座敷があり、一階は小川ローザのピン・ナップと阪神タイガースの川藤のポスターが主張しあう。薄汚れた三つの壁、傾いた四人分のカウンターと歯ブラシがある厨房、小さなテーブル一つと椅子が四個、すすけた天井、酒瓶とたてつけの悪い玄関の引き戸。
 早苗は夕方4時頃、ネグリジェのまま一階に下り、顔を洗って歯を磨き、玄関に挟まっている郵便物を引き抜くと、テーブルに座って一時間ほどダラダラした。五時頃、再び二階に上がり服を着替え、化粧をし、ようやく、料理の下ごしらえを始める。「今日の突き出しはマグロの兜割りにするか…」昨日黒門市場で手に入れたマグロのあらが入った血染めのビニール袋を取り出し、二、三度臭いを嗅ぎ出刃包丁で解体を始めていく…。そんなことをしていると入り口の戸が開き、最初の客がやって来た。「女将やっているか」
「あら、源ちゃん今日は早いのね」生野区で硝子工場を営んでいる塩田源太が入ってきた。「それは嫌みか?女将。」塩田がギロリと睨む。ここ二、三年、塩田の工場は中国製品の硝子に押されぱなしで、仕事が余り無い。「百円で硝子コップを売られちゃ、ドナイモならん…。」そう言いながら、カウンターの椅子に腰を下ろした。「これでも食べて元気だしいや」そう言って、早苗は突き出しを出した。しかし、目玉の周りのゼラチン質をシャブリながら塩田は頷くだけだった…。
 しばらく沈黙が続き、塩田が喋りだした。「女将、そんなモノ(マグロ)解体できんのなら人間も解体出来るか?」塩田の目が鈍き光る。「そんなこと出来るはずないヤン、何いってんのよ」明るくはぐらかした筈の早苗だが胸のアタリはどんよりと得体のしれないものがこびり付いていた。(第2話「スナック森井」より)

■3.04.sun.2007



今日聞いた音楽たち。
右上段から左、森高千里、ジャンヌ・モロー、山口百恵
右下段から左、ゲル二カ、シャルロット・ゲーンスブール、
内田有紀。
変態ロリコン6部作といったところか…。
(ジャンヌ・モローはロリってないか)

■3.03.sat.2007
グッバイ!
現実!



もう未来の国に帰ります。
未来はきっと良いことが一杯!さよならニッポン!
さよならGGG!

■3.02.fri.2007

一円也〜二円也〜…。
確定申告ですねん。六時間近く電卓ド突いてるねん。
いっこも終わらへんねん。
まとめた思たら猫がグチャグチャにしよんねん。
猫鍋にしたろうかと思ってん。明日もまだやるねん。
一銭にもならへんねん。なんなんこの仕事…。

■3.01.thu.2007

空想硝子小説 第1話
「衝撃の出会い」
空川小夜子は溶解炉を見つめため息を付いた。「今日も泡の切れが悪い…」生野区にある硝子工場に勤めだしてもう一年になる。ふと、時計を見てみる。小夜子の時計は十時十分を回っているが、この工場の時計は硝子の熱風で長針が曲がったのか未だに、九時五十五分あたりを彷徨ったままだ。
 「社長はまだ来ないはずだわ…」。昨日、天王寺にある「スナック森井」にいそいそと出かけて行くのを小夜子は見ていたのだ。
 外の空気を吸おうと小夜子は思い、おもむろに外に出、空を見上げた。今日も生野の空は鉛色だった。
 工場に戻り、少しゆったりとしたペースでダルマに火を入れて一息ついていると突然、リーンと電話が鳴り響いた。どうせ社長から「今日は昼から出社する。」という電話であろうと思い、小夜子はうなだれながら受話器を取ると「今、西成の釜ヶ崎にいる。後、三十分ほどで会社にもどる。」と社長、相変わらずの早口のダミ声が受話器の向こうから聞こえた瞬間、小夜子は軽い目眩を起こした。「どうしてもあの早口に付いていけない…。」そういいながらカバンからニトロを取り出すと小夜子は自分のか細い二の腕に浮き出た青い血管にそれを打ち込んだ。「もう、これがないとあの変態野郎とは喋れないわ」。
 しばらくすると社長が帰ってきた。「いや〜スマン、スマン。さっき釜ヶ崎でこいつを拾ってきたんや。空川君、スマンが今日からこいつと一緒に働いてくれへんか。」すると社長の後からヌーと黒ヒョウのような手が現れ小夜子の手に触れた。「ドウモ、ハジメマシテ、カルロス・ジャッキーです。」小夜子は思わず頬を染めた。鼓動が高鳴る、生野区の空は少し日を照らし出していた。 (第1話「衝撃の出会い」より)

■28.wed.2007

とうとう、僕の旗鑑(mac)にZ旗が昇りました。
(
年に2〜3回上ります。)
Z旗とは日露戦争日本海海戦において日本の旗鑑「三笠」が
決戦の意を決して上げた信号旗です。↓参照


この旗に添えられていたのが後の有名な東郷平八郎の詩です。
真ん中にいるオッサンが東郷。

皇国の興廃 こうこくのこうはい
この一戦にあり 
このいっせんにあり
各員一層 奮励努力せよ 
かくいんいっそう ふんれいどりょくせよ

僕はこのシンプルで現実的な言葉が好きです。
僕の湾曲した解釈だとこうなります。
日本が豊になるか滅ぶか勝負はこの一戦にあり
皆さん、死にたくなければ今まで以上に努力して下さい…

僕も今週、Z旗を上げた以上、ロバ以上に働きます。
本日天気晴朗ナレドモ波高シ

■27.tue.2007
おむかえでゴンス
今日はポントウに疲れました。身も心も。
バタバタしていただけで余り成果がありませんでした。
佐藤さんも疲れていたのかヒゲが斜めにずれていました。
全てが後手後手で大の男2人が駆けずり回ってもニッチもサッチも
逝きませんでした。何か悔しかった一日です…。


■26.mon.2007
今日、ライターの若い兄ちゃんに
「ヴィム・ヴェンダースと言ったら何がピンときますか?」と
カル〜く聞かれました。この時点で僕の心は反応した。
「そりゃ〜、ベルリン天使の詩やろ。
ピーターフォーク(コロンボ)も出てるし。」平然と僕。
「え〜、てっきりパリ・テキサスや言うんと思ってました。」
「ブチ!…。」僕。
どうも彼ら20〜25歳位の人たちはヴェンダースといえば
「パリ・テキサス」らしい。
それ以下の年齢は「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」らしい。←こんなもの
ライ・クーダーの映画やんけ!
ベルリン天使の詩はほとんど話しに上がってこないとのこと。
これは凄く以外で少し寂しかった。
僕は当時この映画を観た時期(20数年前か?)とてもささくれていて。
「あ〜早く、一日が終われ。ボケ、カス。」といつも独り言を言ってました。
そんな独り言を言っている時ふと、「なぁ〜お前もそう思うやろ〜。」と
ピーターフォークの真似をして天使に話しかけていました。←ただの酔っぱらいか!
何が言いたいのかというと当時僕はこの映画にとても救われたのです。
だからヴェンダースといえば「ベルリン天使の詩」なのです。
以上、生野区勝山にも天使が舞い降りることを願って…。

■25.sun.2007
え〜今日も仕事です。
え〜「月月火水木金金♪」です。
佐藤さんも怒りながらグローリーホールに綿を
「これでもか〜!これでもか!」
「もっとか〜!」「もっとか〜!」

詰め込んでいました。最後には鉄の棒で串刺しにしていました。
その光景はまるでトランシルバニアの串刺し王の異名を持つ
ブラド・ツェペシュそのものでした。怖かったッス。
佐藤氏と別れたあと、夜に備え30分ほど仮眠を取ったのですが、
その時、夢のような妄想のような夢を見ました。
その夢の中で僕は滝川クリ○テルにクドクドと小一時間ほど怒られているのです。
(イメージ参照↓)


言葉の端端に散りばめられたフランス語の様な解読不能の罵声が
ムカツいてきた頃に、「滝川さん、もうその位でよろしんじゃない?」と
今度はワール○ジネスサ○イト小谷真○子
登場(イメージ参照↓今はこんなに若くない…)

そして二人は僕にはまたしても解読不能の言語
(たぶんエスペラント語あたりだろうと僕は睨んでいる)で罵り合っていました。
そのころ僕は、1カメ?の横でうんこ座りで煙草を吸いながら
カメラマンの人と打ち合わせをしていました。
ホンマ俺はアホか。(スンマセンほとんど妄想です。)

■24.sat.2007

この前、仕事でミスがあり平謝りしているところを
佐藤さんに激写されました。最近怒られてばっかりです。
(三十歳半ばなのに)親には見せれません情けないです。
しかし、「ほぼ日刊タナカのへや」をスタートさせてから
まだ一度もガラスの話しをしてない。
ホントにこれでいいのか?少し不安です。
でも今日、「楽しみに観ています」と言ってくれはった奇特な人が
いてくれたのでとてもうれしかったです。(ほとんど身内的な人間ですが…)
いつか真剣にガラスの話しができるときまで取りあえず頑張るブー。

■23.fri.2007
「スチュワーデスになれないなら自殺したほうがましだわ。
でも私を殺すのはあなたなのよ!あなたなのよ!」…



と衝撃な始まりですがこの写真を見てたら「スチュワーデス物語」の
台詞を思い出しただけです。(べつに気が狂ったわけではありません。)
当時の僕はこの言葉を聞いて「なんて女という生き物は恐ろしいや〜」
「自分がドジでまぬけなカメやのに人(村沢教官(風間杜夫))の責任にし、
なおかつ犯罪者にまでする気かぁ。」としかしこの後の村沢教官の言葉が
思い出せない…。かすかな記憶では更に滅茶苦茶な台詞をいっていたはずだが…。
早速、googleで検索。で、ありました!僕の想像を遙かに凌ぐ五臓六腑に浸みる恐ろしい台詞が。
どうぞ、
画像付きで楽しんで下さい。



↑「スチュワーデスになれないなら自殺したほうがましだわ。
でも私を殺すのはあなたなのよ!あなたなのよ!」
と村沢を脅迫しつつ走り出す千秋。追う浩。すごい展開です。



↑千秋をつかまえて無理矢理押さえ込む浩。(レイプではない)



↑「ハッハッハッ、馬鹿力だなぁおまえは。
死なれちゃたまらねえ。 おまえに負けたよ。
スチュワーデスになれるまで徹底的にしごいてやるよ!」

合掌…。すっかり自分のことを書くの忘れていました。
腰痛があまりにも痛かったので建物の梁にぶら下がっていただけです。


■22.thu.2007
天気が良かったのでベランダをウロウロしていると…。
ほったらかしの僕の植木たちいます。
「ほとんど枯れてしまったか」と悲しい気持ちで覗いてみると…


「あ!」



「新しい命が…」

(はだしのゲン第4巻より)
GGGもこんな会社にしたいものですーーー。ちょっと違うか?

■21.wed.2007←厳密にはもうとっくに木曜だがそんなことに悩むのもダルイ。
ふと、異常な寒さに我に返って時計を見る。



最近こんなんばっかりウンザリ。
「ロバより働いてるんちゃぅん。僕ちん」と
少し自分を誉めてみる。
しかし寒い。寒すぎる。
後にあるストーブを見てみると火の気はとっくに無く、
黒こげのストーブの芯がニョキと出ていた。
「石油!、石油や死んでしまう!」
慌てふためきポリ管を観るも空っぽ…
あと1時間以上働かなぁいかんのに。
思わず、こんな台詞を噛みしめて
しまう。
「お母さん、お母さんの作ってくれたオハギが…
凍って食べれません!」
(二百三高地、旅順要塞に向かうある日本陸軍青年歩兵の言葉より)

■20.tue.2007
悲しい色やネン
やっても、やっても仕事終わりません。
積み重なっていくばかりです。
久しぶりに逃げたくなってきました。
僕の憧れの逃亡ルートで…。舞鶴→小樽→ウラジオスットク→
イルクーツク→モスクワ…
何か書いてて、仕事の路線図作っているみたいで
ゲーが出そうです。
今日も一歩も外に出なかったので
(あっ、玄関まで出ました。)気晴らしに
屋上に上がって撮影しました。通天閣です。
頭の色(写真では白い部分)で明日の天気が解るそうですが
僕にはさっぱり解りません。

■19.mon.2007
ここは、泣く子も黙るGGGビル最上階の機械室。
決して友引高校の時計台部屋ではありません。
(高橋留美子のマンガ参照)
左上の方になにやら不気味な神棚がある。
前のビル所有者がここで自殺したとか
(スミマセン、妄想です。)

■18.sun.2007
郵便受けの話し…
昨日、知り合いの印刷屋のオッサンが来て
(なんかよく来る)
「こんなポストに郵便屋が配達するか?〜。」
「田中君、郵便受けは会社の顔やぞ、
こんな妖怪ポストじゃこの会社もアカンなぁ。」

説教を食らいました。
じゃぁ、印刷代マケロというと、
なんとも地獄の様な顔で請求書を渡され去っていきました…。
で、これが問題の郵便受け。↓

■17.sat.2007
最近夜、仕事で息詰まることが多い…
昔なら2、3時間で出来た仕事が5時間も6時間もかかる。
歳のせいでしょうかスグに集中力が切れてモンモンとします。
そんな時は上を見ず、下ばかりみる性格なので

こんなマンガを読んで観る↓

故 永島慎二の「漫画家残酷物語」ツライ…
さらに仕事をするのが嫌になってきて今度は猫達に説教をする↓


そうして仕事は終わらないまま、時間だけが過ぎていく。

■16.Feb.2007
昨日夕暮れ、お客様が来ました。
もちろん、僕のお客様ではないのですが…。
その日はバレンタインだったのでチョコレートケーキを持ってきてくれました。

なぜか誰も手を付けず僕だけが食べました。その瞬間、「シマッタ!これは社会のルールの罠か」と
思い、一度食べるのを止めたのですが美味しかったので全部食べました。
どうも有り難う御座いました。

■11.Sun.2007
硝子でいつもお世話になっているクラスの人たちと肉と飲みに行きました。
女性の方もホルモンとかモリモリ食べていて勇ましかったです。
一緒のベンチで吹いている男前のニーヤンは「僕は酒も煙草も女?も辞めました…」と
遠い目付きでホルモンのメーニューを観ていました。

肉屋を出て、知り合いの飲み屋でビールを飲んで僕だけヘロヘロでした。
久しぶりにお酒を飲んで喋って面白かったです。